郡内中学校の卒業式がピークを迎えた13日、8校で卒業式が行われ、541人が通い慣れた学び舎を巣立ち、未来へと羽ばたいた。
50回目の節目を迎えた石垣第二中学校(﨑山晃校長)では、男子79人、女子88人の計167人が﨑山校長から卒業証書を受け取った。
﨑山校長はテーマ「開け!新しい扉 走り出せ輝くMy way」にもある「My way」の歌詞を紹介し、「遠回りすることがあっても自分らしく夢を追い続けてほしい」と背中を押した。
荒谷南登(みなと)生徒会長(2年)は「先輩方は私たちの憧れの存在。新しい環境で困難に直面することもあると思うが、仲間と助け合い、乗り越えていってください」とエール。卒業生の上地梨音(りおん)さんは「二中で学んだことや共に過ごした仲間を忘れず、自分の足で夢に向かって歩んでいく」と誓った。
卒業式の合間には会場の全員で「3月9日」を大合唱し、卒業生の旅立ちを祝福。終了後は在校生や保護者が校門まで花道をつくり、たくさんの思い出を胸に卒業生を送り出した。