石垣市議会の建設土木委員会(砥板芳行委員長)は10日、美崎町の㈱先島ガス(玉城守雄取締役社長、本社石垣市)と㈱りゅうせき(當銘春夫代表取締役社長、本社浦添市)が所有する燃料タンクなどの危険物取り扱い施設を南ぬ浜町(新港地区)に移転するため、両社に市有地合わせて約5.2㌶を売却する議案を全会一致で可決した。
18日の本会議で可決されれば、市は契約を結ぶ。
市港湾課によると、りゅうせきの移転については7月ごろから地盤改良工事などに着手する予定。2018年7月ごろには施設の完成、試運転を目指す。その後、南ぬ浜町の施設の本格稼働をもって、美崎町の施設を取り壊すという。
売却は、先島ガスに市有地約1.5㌶を2億585万円、りゅうせきに約3.7㌶を5億389万円でそれぞれ売り渡す。