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市民総合文化祭が開幕

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茶道部会の茶を堪能するジェームズ・ヒルドブランドさん(正面)ら=5日午後、石垣市民会館中ホール

 今夜は舞台発表

 

 「育てよう文化の心、文化のまち」をスローガンに掲げた第21回石垣市民総合文化祭(市文化協会主催)が5日、石垣市民会館で開幕した。初日は展示の部が行われ、訪れた人たちは書道や写真、木工、織物など11部会の会員らの力作に見入った。2日目の6日は午後6時30分から市民会館大ホールで舞台発表が行われる。

 セレモニーで同協会の嵩本安意副会長が村田栄正会長のあいさつを代読「多くの市民の皆さまに鑑賞していただき、各部会員を励ましていただければ幸い」と話し、中山義隆市長が祝辞を述べた。

 嵩本副会長、中山市長、石垣朝子教育長によるテープカットの後、民踊愛好部会が「繁昌節」「白保節」を披露。茶道部会は表千家不白流県支部の会員が茶をたて、来場者をもてなした。

 茶道文化を子どもたちに体験させようと毎年参加している母親(34)は「子どもたちも楽しみにしている。ただ、展示の内容は同じような人たちばかりで代わり映えがしない。もっと若い人の作品も見てみたい」と感想。

 同志社大学で国際問題などについて研究し、八重山の生活について地元住民に取材する目的で同日朝、来島したというジェームズ・ヒルドブランドさん(23)=米国ロサンゼルス出身、京都市在住=も茶道を体験。「イメージしていた日本文化よりも素晴らしい。自分の目で本物を見られてうれしい」と笑顔で語った。

 6日の展示の部は午前9時30分から午後4時まで。


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