昨年10月25日から運休していた中華航空(チャイナエアライン、本社台北市)の石垣台北直行便が3月30日に運航を再開する。夏季ダイヤが終わる10月29日までの予定。3月7日に開港3年を迎える南ぬ島石垣空港は、国際線の通年就航が依然として課題となっており、同社沖縄支店の担当者は「施設のキャパシティーが課題で今後の改修に期待している」と話した。ボーイング737―800型機(158席)で水・土曜日の週2往復4便運航する。
昨年4月1日から9月27日までの同便の輸送実績は、52便運航で搭乗率約78%。ピークは7月から9月初旬で、搭乗率は95%で推移した。
同支店によると、ことしは例年よりマーケット需要が縮小している傾向があり、4月運航分の予約は昨年に下回りそうだ。一方、個人観光客(FIT)の増加で台北から那覇、石垣を経由する周遊型プランに人気が高まっているという。
同支店の担当者は「今後の予約状況は流動的。夏場の石垣路線は依然として強いので(予約は)これから。冬季運航につなげたい」と話した。