石垣市で観光業などを学ぶ麗澤大学(千葉県柏市)のタイ人留学生ら5人が5日、石垣リゾートグランヴィリオホテル(西條綱寛支配人)でインターンをスタートさせた。NPO法人八重山美ら島塾(玉城信夫理事長)が同ホテルと連携して受け入れているもので、約2カ月にわたってホテル業務などを学ぶ。
インターンはタイ人4人と日本人1人。タイ人のサナンゴン・ナッティナンさん(22)は「石垣島の文化や日本のおもてなしを学びたい」、シラーカム・ポーンナパーさん(22)は「石垣のいいところをいっぱい広めていきたい」とそれぞれ話した。
5人は同日午前、市役所に中山義隆市長を訪問。中山市長は「石垣市は海外からの観光客も増えているので、留学生を受け入れることで外国人に対応できる人材を育成できる」と歓迎した。