69人参加、模擬面接も
郡内の高校3年生を対象にした就職ガイダンス(厚生労働省主催)が7日、官公労共済会八重山会館であり、3高校(定時制含む)から参加した69人が履歴書の作成や就職に向けての心構え、労働基準法などの説明を受けたほか、模擬面接を行った。
就職支援、職場定着の一環として開催。学校法人大原学園の中山有紀さんら3人が講師を務めた。
中山さんは「面接の前は鼻で4秒吸って、口で8秒吐く1・2呼吸法を6回ほどすると緊張が取れ、落ち着く」などとアドバイス。
県外の物流関係の就職を目指しているという八重山農林高校アグリフード科の松村真衣さん(17)は「求人票を見ながら情報を集め、必要なら資格も取得したい」と意欲。
県外のドリルの先端を作る会社の事務職に就きたいという八重山商工高校商業科会計システムコースの金城なつ美さん(18)は「求人がまだ出ておらず、銀行なども視野に入れている。学校でまだ残っている生徒会活動を最後までしっかりやり遂げたい」と語った。