▽…人権擁護委員活動で法務大臣感謝状を受けた石垣直志、比屋定京子氏。2人とも2011年4月に委嘱を受け、今年5月末の退任日も同じ。感謝状を受けたのも七夕の7月7日という日程で、贈呈式では「人権擁護委員の活動以外に会う機会も少ないので、まるで織り姫とひこ星のようだ」と冗談も。
▽…子牛の取引価格が高値で推移している。八重山家畜市場の6月セリでは平均価格が60万円を超え、過去最高を更新した。一方で濃厚飼料も高騰しており、セリ値が上がっても経費がかさんでは元も子もない。牧草の粗飼料の自給率は高いが、濃厚飼料は移入物に頼っている現状がああるという。経営基盤の強化には濃厚飼料の自給率向上も不可欠。
▽…石垣市織物事業協同組合が行っている恒例のブー績み慰労会。従事者は80~90代のおばあちゃんが中心で、同組合の平良佳子理事長によると「60代の後継者が育ってきてはいるがまだまだ」という。手間のかかる仕事であるにもかかわらずそれに見合ったお金を得られないといわれており、今後どのように後継者を育成していくか大きな課題だ。