西銘恒三郞総務副大臣は4日、港湾施設の視察で石垣入りし、石垣港湾事務所が南ぬ浜町で整備を進めている石垣港新港地区旅客線ターミナル整備事業について「クルーズ船の着岸(耐震)バースはできるだけ早く、前倒しで整備できるように取り組みたい」と整備を急ぐ考えを示した。
西銘副大臣はまた「副大臣会議などを通して新港地区(南ぬ浜町)と市街地を結ぶもう一本の道路整備も取り組んでいきたい」と述べた。
西銘副大臣は午前中は浜崎地区や新港地区(南ぬ浜町)など石垣港の港湾施設と整備中の竹富南航路を視察。午後からは石垣港湾事務所会議室で沖縄総合事務局開発建設部の小平田浩司部長や運航事業者など港湾関係事業者約20人と意見交換した。視察には中山義隆石垣市長や砂川利勝県議、上里至竹富町副町長らが同行した。