保育学習のスキルを上げるとともに、園児に命の大切さなどを感じてもらおうと、八重山農林高校ライフスキル科保育園芸コースの3年生3人が29日午前、あいの保育園(増田陽一園長、園児77人)を訪れ、4歳児16人と一緒にヒマワリとホウセンカ、ケイトウの苗を植えた。
生徒らは17日、土の運び入れや土作りなどを行い、準備を進めてきた。今後も交流する予定で、木の実を使った工作(9月)や、クリスマスリース作り(11月)などを計画している。
米盛美咲ちゃん(5)は「楽しかった。大きく育つのが楽しみ。お花にたくさん水をあげたい」と笑顔。同コースの仲間綾音さん(17)は「園児たちに命の大切さが伝わったと思う。水をやり、愛情をかけて育ててほしい」と期待した。