前夜祭で愛好家らを歓迎
県内で初めて開催されるたこ揚げの全国大会「第37回心護杯2015年度若夏石垣全国大会」(主催・日本凧の会、石垣市)の前夜祭が27日午後、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで盛大に開かれた。大会には全国各地のたこ愛好家をはじめ、タイやインドネシア、シンガポールから総勢約300人が参加。28日午前9時から、同ホテル内マエサトゴルフ場でたこ揚げ大会を行い、交流を深める。
大会は国内外のたこ愛好家を誘致して交流を深め、観光振興を図るとともに各種市民団体を網羅したイベントとしてたこ揚げ文化の継承を図ることが目的。八重山凧愛好会(金城珍章会長)の第15回石垣島凧あげ交流国際大会も併せて開催する。
前夜祭では中山義隆市長が「たこ揚げを通した交流で全国各地から大勢の人に石垣島を訪れていただき感無量だ。明日は素晴らしい大会になることを願っている」と歓迎。
日本凧の会の茂出木雅章会長は「石垣島の素晴らしい景色を堪能してほしい」同愛好会の金城会長は「海外から来ている人と言葉の壁はあるが、たこ揚げを楽しむのはみんな同じだ。明日は楽しんでほしい」とあいさつ。
舞台では赤馬節で座開きを行い、特産品抽選会や参加者が持ち寄ったたこのオークションなどもあり、和やかな雰囲気で前夜祭を楽しんだ。