川原小学校(荻堂哲校長)の3~6年生の児童8人が9日午前、米原ビーチでシュノーケリングを体験した。
石垣市内の小学校を対象にサンゴ学習を提供している「わくわくサンゴ石垣島」(山中邦弘代表)が企画した。ウエットスーツに身を包み、マスクやフィンを着けた児童らは、同ビーチのリーフ内でわくわく|のメンバーらとサンゴや、そこに住む生き物を観察した。
この日は晴天に恵まれ、初めてシュノーケリングを体験した上原風雅(ふうが)君(6年)は、「最初は怖くなかったけど、足がつかないところまで行くと怖くなった。だんだん慣れてきて泳げるようになった」、嵩原壱(ひとつ)君(5年)は、「海の中で観察したウミヘビや大きなボラを水中ノートに描きたい」とうれしそうだった。
引率した宇保亮汰教諭は、「石垣島のきれいな海を目で見るだけでなく、実際に海の中に入って感じてほしい。高校を卒業して本土に出たら、周りの人たちにも自分たちの感じた石垣島の自然の素晴らしさを伝えてほしい」と期待した。