【小浜】暮らしと密接に関わる自然の保全・継承などの取り組みを紹介する「八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展」の活動発表(WWFサンゴ礁保護研究センターしらほサンゴ村主催)が5日午後、小浜島の海業(うみわざ)支援施設「くばざきの港家(はまや~)」で開かれた。
写真やポスターなどを通して環境保全の重要性を訴えていく目的。西表ヤマネコクラブやペーブク(平久保)サガリバナ保全会、与那国いとなみネットワークなど22組が参加している。
この日の発表で、小浜島で漁業を営み、魚介類の地産地消、ブルーツーリズムに取り組んでいる「細崎ま~る新鮮隊」の比嘉誠さんは「地元の海の魅力を多くの人に伝え、活性化につなげていきたい」と述べ、観光客や学生などを対象にした漁業体験のブルーツーリズムなど観光漁業の確立を目指す取り組みを報告した。
写真やポスターは30日まで同施設(水曜休館)で展示されている。