第67回夏季軟式野球大会(沖縄県野球連盟主催)C級の部決勝戦が6日午後、市中央運動公園野球場で行われ、石垣市消防野球クラブが竹富町役場を7-5と終盤の逆転で下して春季大会に続き大会2連覇を達成。7月4、5日に名護市営野球場で開かれる中央大会への出場権を得た。
個人賞は殊勲賞に仲里拓臣選手(石)、敢闘賞に宇根聖暁選手(竹)、打撃賞は玉城勝次選手(石)が打率6割で獲得した。
市消防の玉城勝次監督(35)は「今大会は投手の二枚看板がうまく回ってくれた。決勝で仲里が不調だったが、リリーフした黒島がよく投げてくれた。中央大会では一回も勝てていないので、まず1回戦を突破して勢いを付け、2回戦以上に勝ち進みたい」と話した。
結果は次の通り。
▽C級決勝
石垣市消防野球クラブ
0000052|7
0500000|5
竹富町役場
(石)仲里、黒島-玉城
(竹)田本、黒島-小濵
▽三塁打=大泊(石)
▽二塁打=黒島、仲里(石)、田本、喜久本(竹)
【評】竹富町役場は二回裏、四球と相手エラーを足がかりに長短4安打を集中して一挙5点。これに対し市消防は六回表、打者10人、長短7安打の猛攻で5点を挙げ、同点。続く七回表、2死無走者から7番大道が四球で出塁すると、8番高屋の右前打、9番代打大泊の中堅越えの三塁打で決勝の2点を上げ、投手・黒島がその裏の最終回を3人で抑えた。