▽…石垣市文化財審議会が全会一致で指定を決めたフミダカーラ流域のトゥファ。土壌中の二酸化炭素濃度や地下水の滞留時間などさまざまな要因が生成に影響すると考えられ、広範囲での環境保全が必要とされている。豆石状のものもあることから、ある委員から「持っていかれたらどうするのか」との指摘も。保存と活用の両立は難しい問題だが、何かできることがあるはずだ。
▽…石垣港湾合同庁舎で行われた八重山環境ネットワークの総会では各団体の本年度活動計画が報告された。石垣海上保安部が昨年に引き続き予定する西表島鹿の川海岸でのビーチクリーンについて、委員から「石垣島から多く参加できるように」との要望が。巡視艇の定員の関係上難しく、別の委員が「海保には大きな船があるのではないか」と提案すると、海保側は「尖閣で忙しいんで」と回答。無理な提案に笑いが起きた。
▽…健康づくりを推進する運動部会を新設した石垣市民憲章推進協議会。27日のチャレンジデー2015も同様に健康づくりが目的だったこともあり、「健康」に対する市民の関心が高まりつつある。浦内克雄会長も「協議会が市民の先頭に立って活動していきたい」と意気込んでおり、今後の活動に期待したい。