沖縄電力は12日から、石垣第二発電所の6号機(出力1万8000㌔㍗)の運転を開始した。2028年までの電力供給計画に沿ったもので、第2発電所内のガスタービン発電所の2機を合わせた8機(出力8万6000㌔㍗)で石垣島系統の電力供給を担う。
昨年1月から6号機の増設工事を開始、振動を吸収する対策を取り、同年11月にエンジン(260㌧)を搬入していた。
石垣島の発電所からは島内のほか竹富、小浜、黒島、西表、新城、鳩間、由布島の周辺離島に電力を供給している。
約543.86㌔平方㍍をカバーし、今年3月末現在で約2万5000世帯、約5万2000人に供給している。
一方、沖電は今年3月から、ホテル日航八重山西側にある石垣発電所の3機を休止している。