八重山高校と八重山商工高校の1年から3年の女子生徒14人が15日午後、県立八重山病院(依光たみ枝院長)主催のふれあい看護体験に参加した。ナース服に袖を通し、産婦人科や小児科、内科などで看護師の仕事を体験した。
松村雅さん(八重高3年)は「新生児を抱き、自分たちの誕生も奇跡だと感じた」、石垣花寿美さん(八商工2年)は「重症の患者が必死に生きようとする姿に感動し、看護師への思いを強くした」、仲道優華さん(同3年)は「看護師が夢。患者との関わりの大切さが分かった。コミュニケーション力をつけたい」とそれぞれ感想。
おばが看護師だという村山さくらさん(八重高1年)は「いろんな患者から笑顔をもらった。今度は自分がみんなに元気をあげれるように看護師を目指したい」と話した。
同院が12日からの看護週間に合わせて行っている取り組みで、上原厚子看護部長は「看護の力、ケアの心などを感じて、関心を深めてくれたらうれしい」と述べた。