梅雨入りはまだ先
八重山地方は14日、高気圧に覆われ、郡内6カ所で30度を超える真夏日となるなど、今年一番の暑さとなった。石垣島地方気象台によると、向こう1週間も高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みで、梅雨入りはまだ先になるとみている。
最も気温が高かったのは西表大原の30.4度、西表祖納の30.2度でいずれも平年より1.9度高く、6月中旬並みの暑さだった。
このほか、与那国島で30.4度、波照間30.1度、石垣市登野城29.9度。、盛山29.7度、伊原間で29.3度を記録した。
この暑さで、石垣市のマエサトビーチでは観光客が海水浴を楽しむ姿も。ビーチテラスでかき氷を食べていた女性は「部屋の温度計が31度だったので、かき氷は最高」と仲間3人でおいしそうにほおばった。
沖縄地方の梅雨入りは平年5月9日ごろ。梅雨入りがなかった年はないが、気象台によると、最も遅い梅雨入りは1963年6月4日があるという。