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北部で学習支援スタート 大規模校でも実施予定

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平野公民館青猫教室に参加する児童生徒と講師ら=12日夜、平野公民館

 冠鷲プロジェクトの一環として放課後に実施している学習支援事業で、石垣市教育委員会(石垣朝子教育長)は12日夜、初めて中学生にまで拡大した教室を平野公民館に開設、北部地区の中学生4人と小学生3人の計7人が参加することになった。原則として火曜日の放課後と土曜日の午後の週2回、地域の教員経験者らから約1時間の指導を受ける。

 市教委は、家庭学習の習慣づけを目的に同事業を実施。これまでスポーツ少年団の小学生を対象に行ってきたが、本年度から中学生にも拡大した。市街地の大規模校1校でも予定している。

 平野地区では、高浜賢治さんら同地区などに住む講師6人でつくる平野公民館青猫教室が実施団体となって行っていく。

 初日は午後8時から開所式があり、児童生徒7人のうち6人が出席。多良間隆紀(たつき)君(伊原間中1年)は「頑張ってよい結果を出したい」と決意、姉の陽織(ひより)さん(同2年)は「いい先生がいるので学習が楽しみ」と目を輝かせた。

 伊波未香(みか)さん(平久保小5年)は「学校が終わってまた勉強するのかと最初は嫌だったが、だんだんやる気が湧いてきた」と話した。

 石垣教育長は「北部地区で初めて実施団体が生まれたことをうれしく思う。充実した学習ができるよう期待している」とあいさつ。高浜さんは「意欲を持って持続し、分からない点は適切な指導を受ければ学力は伸びていく」と子どもたちを励ました。

 同事業の実施団体は、青猫教室の参加で計19団体、子どもたちの数は延べ500人余となった。


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