【宜野湾】八重山古典民謡伝統協会(西村正昇会長)の定期総会が10日、宜野湾市内で開かれ、9月27日にコンクールを実施することなどを決めた。伝承者育成を目的に毎月1回の勉強会を開くほか、来年3月20日に教師・師範免許試験などを実施する。
西村会長は「研究所が17カ所、会員も設立当初の2倍の111人と順調に増えてきた。会員が一丸となって八重山古典民謡の継承発展に頑張ろう」と結束を呼びかけた。
総会後には、3月の審査で合格した野崎威一郎さん(42)に西村会長から教師免許が授与された。
八重山古典民謡筝曲や舞踊研究所の会員も参加し、「鶴亀節」の斉唱などで交流した。