石垣市登野城の40代女性が4月12日午後、畑で農作業中にヘビに右手薬指の付け根あたりをかまれ、1週間、病院の集中治療室で治療を受けた。1カ月が経過した現在も右腕は約2倍に腫れており、リハビリをしながら療養中という。
県衛生環境研究所では「腫れと出血、痛みはハブ咬症の特徴。血清治療で回復しているので恐らくサキシマハブではないか」と分析している。
気温が上がる5、6月はハブの行動が活発になることから、県では5月1日から6月末までの間、「ハブ咬症注意報」を発令している。
女性によると、ヘビは黒っぽく、ビニール袋と勘違いして素手で片付けようとしたところをかまれた。病院に運ばれ、血清治療を受けたという。