▽…春の遠足がピークを迎え、市内の公園や離島などで児童生徒が楽しいひとときを過ごしている。登野城小の友利良子養護教諭によると、この時期に心配なのはタイワンキドクガの幼虫(プー)による虫さされ。毎年頭を悩まされるが、今年は4月28日の大雨でプーがある程度木から落ちたようで「少し安心」という。子どもたちが楽しむなか、安全確保に目を光らせる教員たちの頑張りに拍手。
▽…第11回全国和牛能力共進会八重山地区推進委員会は1日、最難関部門の第6区(高等登録群)への出品を目指すことを決めた。県家畜改良協会の赤嶺雅敏事務局長が提案したもので、赤嶺事務局長は「畜産農家を回ったが、優れた牛がいた」と手応えも感じている様子。第6区は、直系3代の雌牛で競うため、改良の成果を全国にアピールする場となる。ぜひ畜産王国の八重山から出品の実現を。
▽…竹富町議会の臨時会が開かれ、専決処分が不承認となった。臨時会の前には議長室で議員に対し、担当課から各案件の説明が行われたが、工期の遅れについて「できるだろうと思っていた」との発言も。議員らは船浦中学校の校舎建て替えや西表製糖工場の建設が遅れたケースを挙げ、「これまでの教訓が生かされていない。また同じことを繰り返すことになる」と苦言。