石垣市内の18幼稚園で9日、一斉に入園式と進級式が開かれ、3~5歳児545人が新生活をスタートさせた。
このうち、石垣市で初めて3歳児保育を導入したみやまえ幼稚園(西原貴和子園長)では、3歳児20人を含む53人が入園、13人が進級した。
西原園長は園児に心がけてほしいこととして①必ず朝ご飯を食べて登園する②交通事故に気を付ける|を挙げ、「皆さんはお父さん、お母さんたちの大事な宝物。しっかり守ってほしい」と呼びかけた。
3歳児保育については「初めてのことで不安も多いが、幼い分、伸び幅があるように思う。家族と手を取り合い、子どもたちの成長を見守っていきたい」と述べた。
担任の園児紹介では、名前を呼ばれた園児が「はい!」と元気よく返事。担任教諭と一緒に「せんせいとおともだち」も歌った。
息子の琉平君(5)が進級した大塚明さん(47)は「すくすくと大きく育ってもらいたい」と期待した。