本年度産の葉タバコの収穫が22日、石垣市内のほ場で始まり、生産農家が管理機械や手摘みで茎の下のほうに付いている「下葉」を丁寧にもぎ取るなど、収穫作業に追われていた。収穫は6月いっぱい続き、売買は日本たばこ産業(JT)宮古取扱所で行われる。
本年度は24人の農家が合わせて62・6㌶で栽培。10㌃当たりの単位収量は225㌔、販売単価は45万円、総販売額は約2億8000万円を目標としている。
市内大浜の次呂久正さん(51)は「作柄は例年並みになると思う。寒さがあったので先植えは葉数が少ないものの、後植えは順調に育っている」と話した。