県立高校の2015年度一般入試合格発表が17日午前9時から、県内各校で一斉に行われ、地元3高校と八重山特別支援学校合わせて499人(推薦含む)が合格した。各校では、掲示板に張り出された番号を見て「あった!!」「やった!!」と抱き合って喜ぶ生徒や自分の番号を携帯電話で撮影したり、親や友人などに連絡する受験生の姿が見られた。定員に達していない学校・学科では18、19日に第2次募集が行われる。
本年度は地元4校に推薦内定者を含めた535人(定員630人)が志願。八重高で227人(同240人)、八商工全日制で146人(同160人)、同定時制で8人(同40人)、八重農で108人(同160人)、八重山特別支援学校で10人(同30人)の計499人が合格した。
このうち、八重山高校では午前9時に玄関前ピロティに合格者番号を掲示。待ち構えていた大勢の受験生や保護者が一斉に駆け寄り、自分や友達の番号を見つけて歓声を上げた。「あった!」と喜び、ガッツポーズをする生徒や、あまりのうれしさに泣き出し、抱き合う生徒などさまざま。
石垣中学校の仲宗根理美さん(15)は「表現できないほどの喜び。勉強と部活を両立させられるよう頑張りたい」と意欲。一緒に合格を喜んでいた伊礼栞さん(同)は「自信があまりなかったので本当にうれしい。高校では特に社会を頑張りたい。友達もたくさんつくりたい」と笑顔で語った。
オリエンテーションは八重高が27日午後1時から体育館、八重農が同日午前10時から体育館、八重山特別支援学校が同日午前9時30分から会議室、八商工全日制が30日午後1時から体育館、定時制が同日午後2時30分から視聴覚室でそれぞれ行われる。
2次募集の定員は八重高13人、八重農全科52人、八商工全日制14人、同定時制32人、特別支援学校20人。18、19日に出願を受け付ける。