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469人が学び舎巣立つ 在校生ら旅立ちを祝福

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八重山農林高校の第77回卒業式で、渡久山修校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生たち=1日午前、同校

 県立高校の2014年度卒業式が1日、一斉に行われ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校(定時制含む)合わせて469人が学び舎を巣立った。各校では後輩たちが壁画や舞踊、花文字で卒業生の旅立ちを祝福。また在校生や保護者らが花道をつくり、花束や記念品を贈ったり、一緒に記念撮影をする姿が見られた。

 このうち、八重山農林高校(渡久山修校長)では午前10時から体育館で第77回卒業式が行われ、男子52人、女子41人の計93人が卒業証書を手にした。

 式では、在校生が卒業式に合わせて制作した卒業生へのはなむけの言葉「飛翔」の花文字が披露され、会場から大きな拍手が送られた。

 式辞で渡久山校長はとぅばらーま歌集から「人ぬ/生りや/なあー/生り生りら/自分しどぅ/自分ぬ/運命や/拓けーぱらる」という一節を送り、「成功のチャンスを自ら引き寄せる努力をし、粘り強く挑戦し続けてほしい」と激励。與那城博PTA会長が祝辞を述べた。

 下地一眞生徒会長は「一生懸命に命を育む先輩方の姿は私たちにとってまぶしく、憧れだった。学科改編後の新学科生として『愛郷愛土』の精神とともに先輩方が培ってきた八重農魂を受け継いでいく」と送辞。

 卒業生の加藤亮君、伊禮良美君、平安山栞菜さん、美崎颯太君、砂川勇人君は答辞で「八重農で学んだことを忘れず、これからの道をしっかりと歩んでいきたい」と誓った。

 この日、八重山高校(本成浩校長)の第67回卒業式では225人、八重山商工高校(真栄田義功校長)の第46回卒業式では145人、同定時制の第46回卒業式では6人が3年間通った学び舎を後にした。


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