▽…鳥獣駆除を終えた沖縄県猟友会八重山地区は、昨年11月15日の狩猟解禁日から野底や崎枝地区で共猟を実施。延べ160人の参加者でイノシシ17頭を仕留めた。例年より多く、大きさも50㌔から70㌔級と大物の当たり年。一方、行政は農作物のイノシシ被害を食い止めようとあの手この手で策を講じているが、決定打に乏しい。「猪突(ちょとつ)猛進」させない”対柵”が急務だ。
▽…浦崎唯昭副知事と中山義隆石垣市長らが16日、スカイマーク本社で石垣—那覇など先島路線の存続を要請した。中山市長によると、再建すれば再開したいと期待の持てる回答があったという。要請では「地域一体となった取り組みを行い、利用率の向上を図っていく」としており、再開された場合、どのような方法で実現していくか注目。
▽…イリオモテヤマネコ公開シンポジウムでは、竹富町が試験的に設置したヤマネコの道路侵入防止ネットについて川満栄長町長が参加者の質問に「効果が高ければ全路線に整備したい」と答えた。県道白浜南風見線は県内でも最も長い道路で延長53㌔。全区間に設置すると、多額の費用がかかる。研究者からも「全路線は必要ないのだが…」との声がチラホラ。