【東京】15日に東京都北区の北とぴあさくらホールで開かれる八重山古典民謡コンクール40回記念東京公演「ばがー島 八重山うた」(八重山毎日新聞社主催)を前に14日午後、つつじホールで出演者が総合リハーサルを行った。
第1部の座開きで斉唱する「鷲ぬ鳥節」や「鶴亀節」「目出度節」、独唱「夜雨節」「古見ぬ浦節」などをそれぞれの出演者が披露し、感覚をつかんだ。
八重山古典民謡保存会本部の金城英皓会長は「初めての合同リハーサルで合うかどうか心配だったが、安伴師匠の残した工工四を基に会員たちがしっかり勉強しているだけあって一糸乱れぬ演奏ができ、安心している。本番は最高の舞台になると思う」と意欲。
東京八重山古典民謡保存会の東玉盛靖修会長は「これだけの大きい公演を東京でするのはこの先もないかと思う。それだけにしっかり成功させたい。関東地域での八重山古典民謡の普及に影響することを期待している」と語った。