【那覇】県内の14市郡が競う県知事杯第38回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(主催・沖縄陸上競技協会)が24日午前、那覇市の奥武山陸上競技場をスタートし、八重山郡は9時間25分08秒のタイムで総合5位で初日のレースを終えた。前半7位、後半3位として追い上げた。個人では前半4区の川島海斗(琉球大学2年)が、39分35秒で区間賞を獲得した。初日の総合1位は那覇市でタイムは9時間08分50秒だった。大会最終日の25日は午前7時に国頭郵便局をスタートし、同競技場にゴールする。
大会初日は、同競技場を午前7時にスタート。本島を東回りに国頭郵便局をゴールとする前半8区間96.0㌔、後半8区間63.4㌔の計16区間159.4㌔のコースで熱戦のレースが展開された。
八重山は前半1区を9位とし、3区で順位を一つ上げた。4区の川島が区間賞の走りをみせ6位まで押し上げたが、その後は一進一退のレースで7位で前半を終えた。
後半9区は三ツ岩森之(与那国中)が3位で10区の島袋太佑(大浜中)につないだ。島袋は区間2位の走りで11区の村松稔(与那国町教委)に引き継ぎ、村松も区間2位の力走をみせ、首位を奪った。後続の選手も健闘して、最終的に3位をキープした。
初日の結果に島尻勝人監督は「初日から選手が頑張ってくれた。ほめてあげたい。予定通りだ。あすは2回走の選手を含め、どこまで頑張れるかが勝負になる」と述べた。
最終日の25日は、全14区間128.3㌔のコースでレースを行い、午後3時30分ごろには同競技場にゴールする予定。
初日の結果は次の通り。
【初日総合】
▽①那覇市(9時間08分50秒)②国頭郡(9時間13分58秒)③宮古島市(9時間16分23秒)⑤八重山郡(9時間25分08秒)
【前半】
▽1区(11.0㌔)=⑨小林裕樹(36分17秒)▽2区(13・8㌔)=⑩長尾蓮(47分09秒)▽3区(11.5㌔)=⑥仲村渠昌彰(41分26秒)▽4区(11.9㌔)=①川島海斗(39分35秒)▽5区(10.5㌔)=⑩西川卓(39分28秒)▽6区(15.0㌔)=⑦下地将平(53分14秒)▽7区(10.1㌔)=⑤阿部知史(36分26秒)▽8区(12.6㌔)=⑥川満晃弘(45分04秒)
▽前半順位=⑦八重山郡(5時間38分39秒)
【後半】
▽9区(3・8㌔)=③三ツ岩森之(11分30秒)▽10区(4.6㌔)=②島袋太佑(15分15秒)▽11区(11.7㌔)=②村松稔(40分48秒)▽12区(9.5㌔)=⑧徳島聖(35分21秒)▽13区(7.8㌔)=③大城理樹(28分34秒)▽14区(6.6㌔)=⑫新城秀人(25分09秒)▽15区(12.0㌔)=③小林洋(42分22秒)▽16区(7.8㌔)=⑤東里司(27分30秒)