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5月24日に開催決定 人工ビーチ、屋良部半島をコースに

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石垣島トライアスロン大会2015の開催要項を発表した八重山トライアスロン協会の福里清作会長(左)、吉村安史理事長(右)、中山義隆市長=23日午後、庁議室

 2014年の大会が休止となっていた石垣島トライアスロン大会は、5月24日に再開されることが決まった。ワールドカップ杯はなく、一般のエイジとリレーのみ。南ぬ浜町(新港地区)の人工海浜、屋良部半島を取り入れ、市中央運動公園でフィニッシュする61.5㌔の新コース。石垣島の海や山など自然を満喫できるよう設定された。15年大会はコース会場の都合上、参加枠が13年大会の1700人規模から700人に縮小される。

 大会は、日本トライアスロン連合(JTU、岩城光英会長)が主催する。主管する八重山トライアスロン協会の福里清作会長、共催する石垣市の中山義隆市長が23日午後、庁議室で会見し、開催要項を発表した。

 大会は午前8時スタート。スイムは1.5㌔、バイクは従来より10㌔長い50㌔、ランは10㌔で、トータル61.5㌔。コース設定の関係から10㌔長くした。

 スイム会場の人工海浜が一部しか利用できないことなどから、参加定員をエイジ550人、3人一組のリレー50組に縮小。前回はそれぞれ1250人、150組の枠が設けられていた。

 八重山トライアスロン協会はエイジの地元枠を100人確保、7月の県民大会の予選会を兼ねた郡民大会として併催する。

 コースを設定した協会は「アップダウンの厳しさを、まばゆいばかりの海の碧さが癒やしてくれる」としてバイクの屋良部半島コースを強調。スイムは、人工ビーチの砂浜を利用でき、海に向かってまっすぐにスタートできる。運動公園入り口から北上するランコースは、折り返しで市街地を一望できる見晴らしの良さが特徴となっている。

 昨年は、13年3月7日の新空港開港に伴う観光客の大幅増に伴いコース、開催時期、交通規制などを再検討する必要があるとして休止。この間、市と競技団体が競技を重ねてきた。今回から組織体制も変わり、市が主催団体から外れて共催。八重山トライ協会が初めて主管する。

 福里会長は「まったく初めてのことになるが、市とも相談しながらよい大会にしていきたい」と意気込みを語り、中山市長は「海、山の自然を満喫できる大会となっており、多くの皆さんに参加してもらいたい」と呼びかけた。

 大会の申し込みは2月2日〜3月8日。JTUがネット上で行う。定員を超えた場合は抽選。参加料は2万円以上になる見込みという。


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