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茅原書藝會八重山支局(新城華秀支局長)の第22回千字文錬成会が17日午後8時から18日午前7時にかけて同支局で行われ、小学5年生から72歳までの門下生と観光で石垣島を訪れているドイツ人のウーショルド・アンドレスさん(47)ら合わせて29人が挑戦した。
同錬成会は集中力や精神力、忍耐力を培い、自分自身の試練の機会にしようと行っている。
千字文は中国・南北朝時代の文官・周興嗣が書聖といわれた王羲之の書の中から、重複しない1000字を四言一句の韻文にまとめたもの。
誤字、脱字をした場合、最初からやり直しとなる。
門下生たちは合図とともに手本を見ながら、一文字ずつ条幅用紙に筆を走らせた。
条幅用紙1枚を完成させるのに4〜5時間かかり、門下生たちは休憩を挟みながら完書を目指し、制限時間内に千字文を完成させたのは8人だった。
2度目の挑戦となった郫山瑠子さん(真喜良小5年)は「昨年は眠くなったりしてリタイアしたが、今年は完書を目指したい」と話した。
石垣市観光協会の紹介で参加した書道歴6年のアンドレスさんは初めての千字文に「間違うと初めからやり直さなければならないのは怖いが、最後まで書き上げたい」と意欲をみせた。