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2014年の1年間に南ぬ島石垣空港の発着便を利用した乗降客数は、200万人の大台を初めて突破した前年の206万9027人を12.38%上回る232万5230人に達したことが、石垣空港管理事務所のまとめで分かった。2013年3月7日の開港以降、乗降客数は右肩上がりに推移、前年に続き2年連続で過去最高を更新した。1日当たり6370人が乗り降りしたことになる。
国内線は230万7564人(前年比6.28%増)、台湾間の国際線は1万7666人(同20.97%増)といずれも増加した。
14年の乗降客数は、13年の途中から新規参入したピーチとスカイマークの年間通した数字が加わっており、初めて石垣空港に参入する航空5社の年間実績が出そろったことになる。
航空会社別では、開港以降、中型機を導入するなど路線を増強した全日空の98万4599人(同7.55%増)が2年連続で最多。日本トランスオーシャン航空(JTA)は80万6930人(同0.53%減)とほぼ前年並み。琉球エアーコミューター(RAC)は12万1029人(同3.19%増)となった。
初めての年間実績となるスカイマーク(SKY)は25万9195人(同21.03%増)、ピーチ(APJ)は13万5219人(同20.23%増)だった。
路線別でみると、東京間が41万992人(同30.67%増)、関西間が25万8066人(同12.27%増)と県外路線の伸びが顕著。基幹路線の那覇間は137万2121人(同3.16%)だった。
月別乗降客数は、観光シーズンピークの8月の24万8252人が最多。23万1287人を記録した3月が次に多かった。
一方、航空貨物は一般貨物が1万8784㌧(同3.10%増)と伸びる一方、郵便貨物は388㌧(同6.37%減)と減少した。