医療法人上善会かりゆし病院(橋本孝来院長)のインフルエンザ感染防止対策セミナーが17日夕、聖紫花の杜で開かれ、久留米大学医学部感染医学講座の八板謙一郎助教が予防対策などについて講話した。
八板氏は臨床感染症の専門医で、かりゆし病院の当直と外来を担当している。
セミナーではワクチン接種やマスク着用、手洗いの効果などをデータで紹介。
手洗いについては、ウイルスを手につけた状態で水やハンドソープなどで洗い流す実験が行われ、いずれもウイルスの培養は検出されなかった。
八板氏は「効果はそれぞれだが、予防対策が一番大切」と述べた。