昨年12月31日から正月休みに入っていた石垣島製糖㈱(加納成浩社長)は6日から操業を再開、搬入のトラックが次々に原料を運び込み、1週間ぶりに工場に活気が戻った。粗糖の初出荷は19日を予定している。
石糖は今期生産量として7万5734㌧を見込み、昨年中に6675㌧(8.8%)を処理。平均甘しゃ糖度が14.4度と高めに推移。
同社農務部の黒島善則次長は「年明けは雨が多いが、今年は天気もよくまずまずのスタート」と3月内の操業終了に向け順調な滑り出しを強調した。
郡内では、与那国製糖工場が4日、波照間製糖は5日から操業を再開。小浜製糖工場は24日から操業を開始する。西表製糖工場は新工場完成後に操業を始める。