2014年の石垣市入域観光客数(速報値)は111万5000人で、110万人台を突破したことが6日、分かった。中山義隆市長が同日夜、市内ホテルで開かれた2015年八重山観光新春のつどい(同実行委員会主催)の来賓あいさつで発表した。石垣港からの入域観光客や与那国島の入域観光客数は含まれていない速報値だが、郡内への入域観光客数は過去最高の110万人台を突破することが確実視されている。
中山市長は「13年の94万人に続いて順調に伸びており、14年は非常に良い年になったと思う」と感想を話し、「今年は竹富町内の各島々や、与那国島など島々の魅力を発信して、新たな観光客を呼び込んでいきたい」と抱負を述べた。
また「来てもらった観光客に満足していただき、リピーターになってもらえるような地元の魅力を生かした観光メニューづくりが必要だ。外国為替の円安傾向も海外からの観光客を呼び込むチャンスにつながる」と述べ、インバウンド誘致を図る考えを示した。