■「地方創生の年」中山石垣市長
石垣市は午前9時半から市役所ピロティに部課長ら職員を集めて仕事始め式。
中山義隆市長は「地方創生で制度や法律が整備されてくると思うが、石垣島は国境離島で制度の恩恵にあずかる場所。制度を活用して市の政策に反映させていくことが今年の大きな課題だ」と述べた。
一方、知事選や衆院選に言及した上で「国政、県政との関係もあるので、一括交付金がどのようになるか不透明なところがある」と指摘、「職員一人一人が知恵を絞って制度や補助金を活用し、市民生活を充実させてもらいたい。スピード感を持って仕事に取り組んでもらいたい」と要望した。
■新たな100年の始まり 川満竹富町長
竹富町の年始式は5日午前9時から、町役場で行われ、全職員を前に川満栄長町長と新博文議長が年頭あいさつを行った。
川満町長は「昨年は単独自治体100年の節目の年であり、今年は新たな100年に向けたスタートの年となる。職員一丸となって町民の福祉向上に向けて精励してほしい」と訓示した。
新議長は「激動の時代の中で行政の真価が問われており、円滑な行政運営を進めていくことが最大の責務だ。町民のニーズをしっかりとらえ、町民の声にしっかりと応えていけるように取り組んでほしい」と激励した。
■住民投票を実施へ 外間与那国町長
【与那国】与那国町の仕事始め式は午前10時から、町役場玄関前で行われ、外間守吉町長が年頭のあいさつで自衛隊配備の是非を問う住民投票に言及、「意見のぶつかり合いはあるが、すり合わせて実施する方向で進めたい」と述べた。
外間町長は「年度末も近いので、一括交付金事業を含め一般会計の事業で完全な予算執行に努めるよう、公務にめりはり、けじめをつけてほしい。無理のない予算執行のシステムをつくり、新年度は皆さんの知恵を取り入れながら行政を運営したい」と訓示。「協働のまちづくり」も強調した。
崎原用能教育長は「忙しい年になりそうだが、山積する課題解決に頑張りたい」とあいさつした。