【西表】西表東部公民館連合会(山盛力会長)主催の成人祝賀会が3日、大原の離島振興総合センターで開かれ、新成人の男女9人が参加した。大原中卒業時の同級生は4人まで減ったが、途中で転出した新成人も家族らとともに来島、地域の人たちを喜ばせた。
新成人は仲底賢児、池田識行、小山龍也、松村翔健、見佐志航、衣斐菜々、仲底咲貴、平工ちひろ、宮林美奈子さんら9人。
山盛会長は「自然と人情豊かな西表島に生まれ育ったことを誇りに社会で活躍してほしい」と激励。
新成人を代表して仲底賢児さんが「地域に見守られ、多くのことを教えられた。帰って来られる場所をつくってくださり感謝している。島の後輩たちに恥じない大人になりたい」と決意。新成人一人一人が喜びと抱負を述べ、会場から大きな拍手が送られた。
保護者代表の衣斐なおみさんは「この子らは地域に見守られ、真っすぐに育った。新しい西表ブランドを創る子らをこれからも見守ってください」と感謝の言葉を述べた。
この後、新成人の父母による「かぎやで風」で座開き。婦人会や青年会の多彩な余興で盛り上がった。