子どもたちに芸術鑑賞の機会を与えようと「バレエシャンブルウエスト」(団員35人)=東京都八王子市=のクラシックバレエ公演(文化庁主催)が14日午前、伊野田小学校体育館で開かれ、野底小、明石小、のそこ幼稚園の児童や地域住民など約120人が一流のバレエを楽しんだ。
公演は県内で3校、石垣市では9月にワークショップを開いた同校で行われた。
公演では、団員らが第1部でバレエの動きや見方を解説。第2部で「おやゆび姫」を演じ、伊野田小の児童12人も出演した。
矢吹あいかさん(伊野田小4年)は「飛んだり跳ねたりしてバレエはすごい。もう一度見たい」、金城昌斗君(同3年)は「つま先で立ったり、踊ったりできるので驚いた。将来、バレエをやってみたい」と話した。
同校児童を代表してあいさつした金城海咲さん(5年)は「ワークショップのおかげで表情や動きの意味が分かり、舞台を見てバレエに興味が持てた」と感想を話した。