少雨傾向の石垣市で20日から夜間断水(午後11時~午前6時)が始まるのを前に、市内のホームセンターなどでは水をためるプラスチック製のバケツなどを買い求める人々の姿がみられた。
このうちメイクマン石垣店(浦内克雄店長)では、新聞報道で夜間断水を知った市民がバケツを購入したり、値段や容量などを見比べていた。同店によると、35㍑から90㍑サイズが売れているという。
50代の主婦は「断水は久しぶりで、どれくらいの水を確保すればいいのか分からないので、バケツを選ぶのにも大変」、レンタカー店で勤務する30代男性は「昼間断水するようになると、レンタカーの洗車もできなくなる。1日も早くまとまった雨が欲しい」とそれぞれ話した。
浦内店長は「新聞で貯水率をチェックし、バケツの入荷量を調整している。皆さんが欲しいという時に品物がないという状況にならないようにしたい」と話した
市によると、断水の期間は決まっておらず、少雨傾向が続けば制限時間が拡大する恐れもあるという。