中学生が数学と理科を応用した実験競技に挑戦する第2回科学の甲子園ジュニア県予選(県教育庁主催)の八重山地区予選が26日、八重山教育事務所で開かれ、1位の「二中×Rikejyo」(石垣第二)と2位の「スペシャルfive」(石垣中)の生徒合わせて6人を八重山代表チームに選んだ。6人は10月15日に沖縄市の県総合教育センターで行われる県予選に出場する。
大会は科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することが目的。県予選の優勝校は12月に東京で開かれる全国大会に派遣される。
地区予選には9チームが出場し、数学と理科の複合的な問題の筆記試験を実施。3位は「オレらが一番になります。」(西表中)だった。
八重山代表チームの中川美帆さん(石垣第二2年)は「目標は県予選を突破して全国大会出場。そのためにも代表チーム6人で協力して頑張っていきたい」と抱負。
同事務所の黒島一哉所長は「県予選では力を合わせ、八重山の中学生の頑張りをみせてほしい」と激励した。
八重山地区の結果は次の通り。
▽1位=「二中×Rikejyo」(中川美帆、下地春菜、新村ひかり=いずれも石垣第二2年)▽2位=「スペシャルfive」(保里涼、本永健、大城璃央=いずれも石垣2年)▽3位=「オレらが一番になります。」(佐々木拓海、金城晃太朗=以上西表2年、久貝優月=同1年)