石垣島製糖(加納成浩社長)は18日午後、市内で第53期定時株主総会を開いた。今期は労務費と減価償却費の減少、分みつ糖製造合理化対策事業補助金など特別利益の増加で1900万円の純利益となり、4期ぶりの黒字決算となった。
今期の操業実績は収穫面積が前期を13㌶下回る1306㌶。生産量は7万1482㌧。甘しゃ糖度は14.69度と高く、粗糖生産量は8725㌧だった。
総会では株主から「農家への肥料助成を継続してほしい」「バカスを可能な限り畜産農家に配布してもらい、堆肥センターを通して農家に還元できるように取り組んでほしい」と要望が上がった。
20年勤続の砂川晃英氏に対する表彰も行った。