県建設業協会八重山支部(黒嶋克史支部長、55社)の創立65周年記念式典が18日、市内ホテルで開かれ、「人材こそ企業の宝」として今回初めて20年以上勤続社員28人を表彰した。
黒嶋支部長は「国営土地改良事業、新空港アクセス道路、市役所新庁舎、空港跡地利用など業界にとって明るい兆しがみえてきた」と述べる一方、人材の育成・確保を課題に挙げ、会員に取り組みを促した。
式典では歴代支部長、30年以上の会員企業も表彰した。受賞者を代表して第13代支部長の当山喜一郎氏は「長年培った技術を生かし、提案する企業として成長し、社会に必要とされる企業であり続けることが生き残る道」と述べた。
八重山市町会の中山義隆会長(石垣市長)、県八重山事務所の呉屋幸一所長が祝辞を述べた。
祝賀会では、映像で65年の歩みを振り返った。