小型クルーズ探検船「シルバー・ディスカバラー」(米国船籍、全長103㍍、5218㌧)が14日午後、石垣港に初寄港した。岸壁で石垣市主催の歓迎セレモニーがあり、ミス星の砂の遠藤南さんがルクシャ・プレイス船長と機関士、マネージャーの3人に花束を贈呈。乗客らにコサージュと地元特産のアイスクリームがプレゼントされた。
市企画部の大得英信観光文化スポーツ局長が「八重山の自然や風土を楽しみ、思い出に残る旅にしてください」と歓迎のあいさつ。ルクシャ船長は「今回だけでなく、来年、再来年も寄港できることを願っている」と応じた。
同船は、国内最初の寄港地・北海道小樽を今月2日に出港。ロシアのウラジオストク、熊本、屋久島、沖縄本島本部、宮古島、西表島を経て14日に石垣港に立ち寄った。
乗客は竹富島観光を楽しんだ後、同日夕、台湾花蓮向け石垣港を出発した。