このほど宜野湾市の健康文化カルチャーリゾートフェストーネで開かれた「国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」(沖縄県国際交流・人材育成財団主催)で、八重山高校3年の大久英美さん(17)が最優秀賞に当たる県知事賞に輝いた。大久さんは10月20日に東京都で開催される中央大会に派遣される。
同コンクールは国際連合の理解と意義の普及が目的。大久さんをはじめ、書類選考を勝ち抜いた9人が出場した。
大久さんは今年の夏休みに県の国際協力人材育成事業でラオスを訪問。その際、不発弾の犠牲者やその支援体制を目の当たりにしたといい、現在も不発弾の残る沖縄との共通点や、自分が沖縄から発信できることを原稿にまとめ、発表したという。
大久さんは1年生の時にも同コンクールに出場。その時は惜しくも優秀賞だったといい、「リベンジできて最高にうれしい。県の代表として自分がしてきた経験や伝えたいことを全国の舞台で堂々と発表してきたい」と意気込んだ。