本年度のJAおきなわちゃぐりんフェスタ(JAおきなわ主催)のちゃぐりん記事活用体験発表会が24日、沖縄市民会館中ホールで開かれ、八重山支店代表の真喜良小5年、金城海琉(かいり)君(10)が最優秀賞となった。八重山からの最優秀賞は11年ぶり。
同フェスタは、JAグループ家の光協会が発刊する農家の子ども向け月刊誌「ちゃぐりん」の記事を通して農業の知識や体験談を発表するもの。同発表会には県内各地区から10人が出場。海琉君は琉音(りん)さん(9)とともに出場した。
海琉君は3年連続の出場。今回は「ちゃぐりん」の記事を通して、季節の野菜の種類や植物の特性について学んだことや母親のバニラビーンズ栽培の手伝いなどで農家の気持ちや大切さを学んだ体験談を発表した。
海琉君は27日午後、JAおきなわ八重山支店で受賞報告を行い、「(受賞の)実感はないが、発表練習を多くやったので一番いい賞を狙っていた。文章の構成が一番難しかった」と振り返った。
JA八重山地区本部の又吉健夫本部長は「八重山の代表として出場し、最優秀賞となったことは素晴らしい。来年も挑戦してほしい」と激励した。