県商工会青年部連合会先島支部(支部長・金城球二石垣市商工会青年部長)の「若い経営者の主張発表大会」先島大会が21日夕、西表島東部の竹富町立交流センターで開かれ、
竹富町、宮古島市伊良部、石垣市の各商工会青年部の代表3人が発表した。審査の結果、「青年部活動と地域振興・まちづくり」と題して発表した金城秀信さん(38、石垣市商工会青年部)が最優秀賞に選ばれた。金城さんは今月30日に嘉手納町で開かれる県大会に派遣される。
2位は伊志嶺伸悟さん(31、宮古島市伊良部商工会青年部)、3位は鈴木一慶さん(35、竹富町商工会青年部)が入賞した。
発表大会は次代を担う若手経営者としての資質向上と商工会青年部の役割や活動のあり方について研さんすることなどが目的。
金城さんは金城製麺所の3代目として営業を担当している。
老舗の製麺所ということもあり、初代や先代と比較される苦悩や経営者を取り巻く厳しい環境の中で、商工会の先輩たちのアドバイスが自身を支えたことなどを発表。「初めのころは商工会のことはよく分からなかったが、他の職業や地域との関わり方を学び、商売に生かす技術を得ることができた」と述べた。
大会終了後、金城さんは「県大会までに原稿を読み込み、自分の主張を審査員にしっかり伝え、上位入賞を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。