阿波おどりカップ全国学童軟式野球大会2014・大鳴門橋開通30周年記念大会は8日、徳島県鳴門市の鳴門オロナミンC球場などで決勝戦まで3試合が行われ、準決勝で接戦を制した沖縄県代表の少年スネークが決勝戦で快勝して初優勝を飾り、節目の記念大会に名を刻んだ。ナインは10日、午後7時10分着のJTA機で帰島、深紅色の優勝旗が13年ぶりに海を渡る。
スネークは準決勝で愛知川野球スポーツ少年団(滋賀)を3—2で振り切って決勝進出。三股ブルースカイ(宮崎)との決勝戦では序盤から得点を重ね、6—2で退け、全国の頂点に立った。
新良和人監督は「言葉にできないほどうれしい。頑張った子どもたちに拍手したい。選手の成長がみてとれる大会だった」と興奮気味に話し、「物心両面でサポートしてくれた方々のおかげで勝ち取れた優勝だ」と深く感謝した。
結果は次の通り。
【準決勝】
少年スネーク(沖縄)
1000101-3
0000002-2
愛知川野球スポーツ少年団(滋賀)
(ス)砂川羅—下地敦
(愛)田中、長谷川—北村
▽三塁打=砂川羅(ス)
【決勝】
少年スネーク(沖縄)
0210300-6
0001001-2
三股ブルースカイ(宮崎)
(ス)宮良、西里—下地敦
(三)児玉、佐澤、瀧山—三渡
▽本塁打=黒島裕(ス)
▽二塁打=佐澤(三)