「地球にやってきた星 隕石展」が2日から10日まで石垣市立八重山博物館特別陳列室で開かれる。南の島の星まつり2014の関連イベントで、北海道なよろ市立天文台と石垣島天文台などの共催。
隕石展が八重山で開かれるのは初めてで、なよろ市立天文台名誉台長の山田義弘氏が所有する隕石や鳥取県さじアストロパークの隕石など25点が展示される。このほか、石垣島で見つかった隕石や琉球王府時代に農作業の時期を決めるのに使ったとされる星見石、古文書「星見様」なども展示する。
山田氏所有の隕石はアメリカやロシアなど海外から集めたもので、会場では隕石の重さを当てて正解者に小型の隕石をプレゼントするコーナーもある。
9日午後1時半からは、ホテルミヤヒラで山田氏の「地球にやってきた星」と題した記念講演もある。
今回の隕石展は、国立天文台がある自治体同士で交流協定を締結したのにちなんで開催されるもので、先に開かれた名寄市の星まつりには石垣島天文台から石垣島の星空や土星の画像を生中継で送った。
隕石展は入場無料。4日は休館。期間中、午前10時から午後5時まで開かれる。