JOCジュニアオリンピックカップ第27回全国都道府県対抗中学校バレーボール大会(主催・日本バレーボール協会など)の沖縄県代表に、八重山から女子の大嶺美里(石垣3年)と具志堅萌子(石垣第二3年)、男子の下野瑞生(大浜3年)の3選手が選抜され、25日から始まる大会に参加する。
3選手は7月27日に行われた最終選考会で男女各14人の1人に選ばれ、これまで週末から日曜にかけて本島で行われた合同練習に参加してきた。10日夕、八重山バレーボール協会の仲地武会長らの案内で中山義隆市長を訪れ、意気込みを語った。
登録選手12人に選ばれた大嶺選手は「チームに支えられてここまで来られた。自分のプレーが全国で通用するか楽しみ。思い切りプレーしたい」、具志堅選手は「小さい私を選んでくれたことは光栄。12人には入れなかったが、みんなとバレーボールができることはうれしい。二中の仲間のおかげで選ばれたので感謝しながら応援し、いろんなことを学びたい」と語った。
下野選手は「高さ、ジャンプ力で勝負し、10月にケガをして12人の中には選ばれなかったが、14人に選ばれたことは誇り。毎週練習に行かせてくれた父母や地域の人たちに感謝し、大会では自分ができる仕事をしたい」と話した。
下野雅道協会理事長は「選手が練習に行くため、個人や企業の皆さんから支援をいただき、感謝したい」と述べた。
大会は26日から静岡などで男子、長野などで女子の予選を行い、27日から2日間、大阪市内で決勝トーナメントを行う。