「郷土彩る結心〜島を結ぶ青年の想いと心〜」をテーマに石垣市青年団協議会(宮良美香会長)の第27回青年文化発表会が7日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、竹富町青年団協議会と読谷村の渡慶次青年会の友情出演を含む8団体が出演し、郷土芸能や創作舞踊、喜劇など12演目を披露。若者たちの活気あふれる舞台に会場から盛大な拍手が送られた。
2部構成で行われた発表会は、平得青年会の斉唱「鷲ぬ鳥節」で幕開け。この後、大浜青年会による琉球舞踊「谷茶前」、渡慶次青年会の「高平良万歳」と続き、登野城青年会の喜劇「くなー星」では、滑稽なやりとりに会場は笑い声に包まれた。
第2部では、いしゃなぎら青年会が厳かに「五福の舞」を踊り、華やかな衣装で登場した宮良青年会の創作舞踊で会場を沸かせた。
最後は大浜青年会の「獅子舞」が登場し、勇壮な演技でフィナーレを飾った。
また、市青年団協議会では年間事業の一環として旗頭を製作。発表会の前に市民会館ピロティで旗頭のお披露目も行われた。
宮良会長は「伝統文化を学ぶ若者の姿と島々を結ぶ青年たちの思い、各青年会を結ぶ団結の象徴として後輩たちに引き継いでいきたい」と話した。