石垣島に飛来する野鳥を観察するこども博物館教室(八重山博物館主催)の第6回講座が7日午前、市内4カ所のポイントで行われ、市内の小学生31人が参加した。
バンナ公園の水鳥観察所では、日本野鳥の会石垣島支部(宮良祐成支部長)の会員4人が講師を務め、観察用のフィールドスコープの取り扱いや水鳥の種類と特徴について説明。子どもたちは、水辺を悠々と泳ぐカルガモやカワウなどの野鳥を見つけると「カワイイ」「初めて見た」などと声をあげ、水鳥の生態を学んだ。
宮良小5年の成底顕信君は「カモが飛んできて水面に降りたところが観察できて楽しかった」と喜び、登野城小5年の丸尾倫菜子さんは「カルガモを探すのが難しかったが発見できてうれしい。また来たい」と笑顔をみせた。
宮良支部長は「外に出て観察することが大事。これからも自然の生き物について学んでほしい」と期待した。
名蔵アンパルやシーラ原、八島小学校の東海岸でも観察した。